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テレワーク導入を成功させるために
昨今のコロナウィルス対策としてテレワークの必要性がクローズアップされています。
国や自治体なども補助金などを通してテレワークを浸透させようと様々な後押しをする中、これをチャンスとばかりに機材だけを売りつけて利ざやを稼ぐ無責任な業者が横行していることもまた事実です。
主に情報システム部門(以下情シス)が存在しないような中小企業や個人事業者、フリーランスの方などが、おそらくは予算の関係と知識の問題だとは思いますが、業者の言いなりになって機器を購入したのはいいものの、どうやって使ったらいいのか、どのように設定を変更すればうまく使えるのかなどがよくわからないまま、宝の持ち腐れ、または売りつけられたのが宝ならばまだリカバーの方法もあるのですが、単に業者の都合のよいものを売りつけられただけというケースが後を絶たないようです。
我々はシステム屋としてお客様とお話をさせていただく中で最初に受ける印象が、多くの会社様がすでに一度や二度はこのような業者に半ば騙されたような経験をお持ちで、残念ながらITシステムに対して非常にアレルギーを持っていらっしゃる方が多いということです。
じっくりお話しを伺うと、まさに売らんかなの調子のよい業者に継ぎ接ぎのシステムを導入させられ、あまり役に立たなかったことの方が多いというような恨み節をよく耳にします。
業務で使うITシステムはコピー機のように設置をすればすぐに誰でも使えるような単純なものではありませんので、お客様の業務にしっかり役に立つよう、場合によってはしっかりと業務分析を行ってからネットワーク、アクセス権構成の設計や運用、導入支援などを行う必要があります。
アドヴァンソリューションの導入したシステムは10年や15年以上も現役で社内で活躍することは珍しくなく、むしろ途中で使われなくなった事例を探すことが難しいほどです。
時節柄、コロナ危機に便乗した安易な業者からの機材導入の営業を受けることも多いかとは思いますが、多くの会社様に有効なIT投資をご検討していただきたく、啓発の意味も込めてこのようなご案内をさせていただきました。
10年安心な、本当に業務に役に立つテレワークシステムとは?
チェック項目 | ご説明 |
---|---|
パソコンやディスプレイなどの機器代金が大半を占めていませんか? | コピー機などの単体製品とは異なり、ネットワーク端末製品は購入しただけでは使えません。 企業用の適切な初期設定(管理情報の記録やラベリングなども含む)、セキュリティー設定、ドメイン参加作業、アクセス権設定などが必要です。 メールデータの移行は?アプリケーション設定は? プライベート用のマイクロソフト個人アカウントをそのまま職場で使っていませんか? できればしっかりしたドメイン認証の仕組みによって会社の端末として登録をする必要があります。 |
流行だからと行って安易にクラウド型のサービスを勧められていませんか? | 従来使っているOSインストール型のアプリケーションをクラウド型のサービスにスムーズに切り替えることは想像以上に手間と時間がかかります。 現在ご利用中のデータの移行はどうしますか?サービスを契約しただけでは業務は継続できません。 同じ名前の製品でもデスクトップアプリケーションとクラウド型のサービスではできることが全く違うケースが多いようです。 テレワークで重要なことは新しいサービスに移行することではなく、今まで会社でできていた仕事がそのままシームレスに自宅や社外で行えるということです。 ここを勘違いすると、契約はしてみたもののテレワーク業務が全く使えないという事態に陥ります。 |
営業の提案が自社の製品を売りたいだけの構成になっていませんか? | ベンダー系の営業の場合、自社の製品の売上だけを考えて提案をしてくることがあります。 立場上、そうせざるを得ないのはよくわかりますが、どうしても自社製品の売り込みが中心となってしまい、お客様の最適な事情を考慮する余裕がないケースが多いようです。 数十人のフロアでWifi接続をするのに同時接続が5までしかない安価な機器を売り込んで数年間接続不良の原因がわからなかったケースもありましたし、逆に2人で営業をしている拠点にオーバースペックの高価な機器が売り込まれていたケースもありました。 業務状況や将来的な拡張の予定、予算などを踏まえて詳細にヒアリングをした上で、適切なメーカー・ベンダー・機器の選定・設計をするのは当然なことでありますので、こういった打合せを持たないベンダー系の業者には十分ご注意ください。 |
今の会社内の仕事をそのまま自宅や社外で行うことができるような仕組みになっていますか? | 単にノートパソコンを導入、VPNルーターへの変更、モバイルWifiの購入、クラウド型アプリケーションへの移行だけだと、
・ 今まで社内で使えていたアプリケーションが社外から使うことができない など、従来行えていた通常の業務を遂行するにあたって当然のことができず、そもそも仕事にならないというケースが頻発しています。 |
データセキュリティーは大丈夫ですか? | 社外からデータにアクセスができるようになっている場合は逆にセキュリティーに大きな問題を抱えているケースが多いようです。 社外にテレワーク端末を持ち出せるということは、社内の情報を持ち出せてしまうということです。 これを禁止してしまうと全く使えないテレワーク端末となり、また制限なく自由に使えるようにするとセキュリティーに大きな問題を抱えることになります。大企業や官公庁の情シス部門はこのバランスを保つために膨大な努力を払っているのですが、この運用に関する事項を全く考慮外としてしまうと、使えないテレワークシステムになるか、情報漏洩の温床となるテレワークシステムとなってしまいます。 適切なセキュリティー運用まで考慮されたテレワークシステムであることが重要です。 |
例えば、テレワーク端末を貸与された従業員が端末を返却せずに突然退職してしまったら? | レアケースかと思われるかもしれませんが、実は意外に多い事例です。 場合によっては誰にどの端末を貸与したのか記録がないケースや、酔ってタクシーにノートPCを置き忘れてしまったまま報告がなかったケースもあります。 そのような場合でも社内の情報が漏洩しないための適切な仕組みがあることが重要です。 |
突然ネットワークがダウンしてしまったら? | テレワークはネットワーク環境に大きく依存をするシステムです。 ネットワークに不調があった場合、全社での業務が停止してしまう可能性もあります。 ネットワークの管理・障害検知・障害原因の切り分け・復旧作業に関する体制を予め想定しておくことが重要です。 |